| N-WooD・岐阜は、樹脂と木粉との合成木材であることから、天然木材とは違った特性がありますので、設計・施工に当たりましては、以下の事柄に注意して行ってください。 |
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| ■伸縮に対する事項（目地、固定穴） |
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N-WooDは熱と吸水により若干ですが膨張します。 |
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材料を並べる場合は、床材の場合5mm程度、壁材の場合3mm程度の目地を取ってください。 |
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建物など他の構造物への目地は10mm取ってください。 |
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ルーバー、梁などに使用する場合、部材の伸びを吸収できる構造としてください。（ボルト穴を長穴にする） |
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| ■N-WooD固定方法 |
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床材、壁材等に使用する場合は、必ず根太、胴縁を用いて、その上に材を取り付けてください。
コンクリート面に直接板材を取り付けることは、避けてください。 |
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| ■張り出し長 |
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N-WooDはできるだけ張り出し量を少なくしてご使用ください。端部は必ず固定してください。 |
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| ■長スパンでの使用 |
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ルーバー等長スパンで使用する場合は、長期でクリープによる曲がりが発生します。
中空部に補強材挿入して使用してください。 |
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長スパンで使用する場合は、3点以上で固定をしてください。 |
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| ■保管 |
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N-WooDは立て掛けず､平置きしてください。変形する恐れがあります。 |
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一時保管する場合は雨に直接当たらないように､養生シート等でカバーしてください。 |
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ハンマー等硬いものを落としたりしないでください。割れ欠けの原因になります。 |
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木口を硬い地面等に置く場合には、衝撃に注意してください。 |
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| ■加工方法 |
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N-WooDの加工は、切断、穴あけ、面取り、切削等従来の木材と変わらない工具で可能です。 |
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切り屑は樹脂を含む為､土に戻りませんので刷き集めて燃えないごみとして処理してください。 |
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断面を長さ方向に切断しますと変形することがあります。できるだけ、避けてください。 |
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| ■ビス打ち |
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ビス打ちする場合はあらかじめ下穴を空けて施工してください。 |
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ビスはステンレス製をお使いください。 |
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電動ドライバーの場合は、トルクを弱い力に設定してビス打ちを行ってください。 |
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| ■柱埋め込み方法（緩衝材の使用） |
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N-WooDを柱などに使用し、コンクリートに埋め込む場合、膨張により、コンクリートを破壊する恐れがあります。そのため、埋め込み部分に緩衝材を巻くか、あるいはベースプレート式として、直接コンクリートに接触しないようにしてください。
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| ■空気穴、水抜き穴について |
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中空の材料につきましては、端部をキャップなどにより密封すると熱により空気が膨張したり、結露水や侵入水が溜まりますので空気穴（水抜穴）φ5〜8mmを設けてください。 |
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| ■小口キャップ取り付け |
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小口のキャップは、若干大きめになっております。
取り付けた後、サンドペーパーなどにより面取り調整してください。 |
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キャップの取付は、必ず専用ボンドかビスなどにより強固に接着してください。 |
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| ■メンテナンス |
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通年経過による風化（風雨、紫外線等）で製品表面に粉が噴いた様な状況になる事が有ります。
又、表面に凹凸がある為、水分が滞留する事によりカビや汚れが付着します。この変化は表層部のみで製品物性に影響はありません。
メンテナンスとして、
1. ブラシでの水洗い。（しつこい汚れには中性洗剤を使用ください）
2. サンドペーパー（40〜60番）で長手方向に擦る。 |
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以上の製品性質を考慮頂き、ベンチ材や壁材等でご使用頂く場合は、塗装する事をお奨め致します。
（塗料についてはお問合せください） |
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| ※その他、設計及び施工等でご不明な点がございましたら、お問い合わせください。 |
